あじさい

縦になれない日のじぶんも愛したほうがいい人生になるとは思うけれど、縦になれないあいだにもすすんでしまう時間のこと、その間うしなってしまう有意義なもののことを思うと、安心はちっともできない。たとえば大学生のわたしは単位と卒業がたいへんなのだけど、たいへんだと思うことそのものがたいへんさを何倍にもしてしまっている。好きだったひとに似ていると言われたこともあるけれど、これじゃいつも不安でいっぱいのぼのぼのみたいだ。

 

生活にリズムがほしくて、あ~、寮みたいなところに住めばよかったなぁと思う。少年自然の家に合宿で行ったときみたいに、じぶんでしおりをつくっちゃえばいいのかな。何時起床とか、何時消灯とか。門限とか。

 

でも、梅雨晴れのよるに夜道を漕いで、知らない家の濃くあざやかなあじさいに目をうばわれたりすることや、おなか空いてるんだけどすき屋行かない?という友だちからの誘いに いいよ~と返すよるの10時が、しみじみと日常で、ばっさり捨ててしまえない。

 

こんな風に、二十歳になってもだめなところはたくさんあって、だけど少しだけ強くなったそこに目を向けてがんばっていったほうが、たぶんいいよね。

すくなくとも、わたしは絶望をしなくなったし。伸びしろはもう少し、埋めていける気がする。数年後これを飲むとき、当時のじぶんのこと、人生のことをどう振り返るわたしになっているかしら、と思いながら、昨日は人生初の梅仕事をしました。『海街diary』みたいに、だいじにだいじにこの梅酒は飲みたいな。にがにがしい気持ちにならずに二十歳のときの梅酒を飲んでもらうためには、いまのわたしががんばらんとですよね。そろそろ縦になれそうだぞ、いってきます。

 

 

今週のお題「チョコミント

ずっと食わずぎらいしていて、一昨年サーティワンで再チャレンジしてみたけどだめで、もう諦めていたら、こないだ友だちにひとくちもらったセブンのアイスが美味しかった。ずっとチョコミントは歯磨き粉味党のにんげんだったんだけど、美味しいと思ってはじめてわかった。チョコミントが歯磨き粉味なんじゃなくて、歯磨き粉がミント味なんだ。そりゃそうか。